沖縄のサンゴ産卵
沖縄でサンゴが産卵した。
24日にミドリイシの一部。
25日にコモンサンゴの一部。
そして今日も海面にバンドルが漂っていたので、なんらかのサンゴが産卵したのであろう。
沖縄でサンゴが産卵するのは、決まって梅雨のこの時期である。
沖縄の梅雨は、内地の梅雨と違い、1日中雨が降っているわけではない。
晴れ間が差す時もあれば、スコールのように大雨になる時もある。
サンゴが産卵する日は、風も無く、波も無く、水面は鏡のように静かで、梅雨にも関わらず空には星が見え、海中には夜光虫がサラサラと光っている。
異性といれば、とてもロマンチックなシチュエーションである(笑)
しかし、海中では一年に一回のご馳走(サンゴの卵)を食べるために生物は活発に動いていて、外の世界とは全く違う表情をしている。
海に入るものとしては、サンゴの産卵を見るのも面白いが、海全体の表情を観察するのが、なんとも興味深い。
サンゴの産卵はSummer Snow(海の雪)と呼ばれるようにとても美しい。
なので、まだ見ていない方は是非見て欲しい。
今年のサンゴの産卵日を予想するのは、非常に難しく、5月中に一部が産卵したが、本命の一斉産卵は6月17〜22日であろうと思う。
土日を挟んでいるので、是非沖縄まで足を運んで欲しい。
久しぶりの投稿になったが、明日以降もサンゴの産卵情報をアップしていきたい。
2016-05-27 00:45
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