牛乳は体に悪い!?
私は小学校の頃から、給食で毎日牛乳を飲んでいた。
また、 家でもご飯の時の飲み物は常に牛乳というほど牛乳好きであった。
大人になった現在でも牛乳は好きだが、いかんせ沖縄は牛乳が高く、さらに、1パックの容量が沖縄だけ1リットルだけでない。これは、米軍の影響である。
そして、今日の本題「牛乳は体に悪い?」
牛乳が体に悪いとされる理由は、
・牛乳のカルシウムは体内のカルシウム量を減らしている。それにより、骨粗鬆症などの病気を招く。
・牛乳を摂取することにより、アレルギーを引き起こす。牛乳には過酸化物質を多く含まれ、腸内環境を悪化させる可能性がある。
また、これまでは研究データがなく信ぴょう性に欠けると言われていましたが、スウェーデンのチームは約10万人を対象にした大規模な調査でも危険性を示す結果となりました。この調査は39~74歳の女性6万1000人と45~79歳の男性4万5000人以上を10年以上も対象にして行われた物で、対象者全員のライフスタイルと骨折の比率、乳製品の摂取量等を比較した物です。
その結果、牛乳の摂取量が多くなっても骨折の危険性は低下せず、死亡率の増加と関連する可能性があることが分かりました。女性の10年間の死亡率は1000人当たり126人となっていますが、今回の研究調査では牛乳を1日3杯以上飲む人の死亡率が180人になったとのことです。逆に牛乳の量が1日1杯以下の人では、この割合は110人まで低下しています。
また、日本人は世界的に見ても牛乳との相性が悪い民族で、乳製品を分解するために必要な酵素の保有量がかなり少ないです。牛乳の大部分は乳糖(ラクトース)と呼ばれている成分で構成されていますが、乳糖を分解するためには「ラクターゼ」という消化酵素が必要になります。日本人のラクターゼ保有量は欧米人よりも少ない傾向が見られることから、乳製品との相性は非常に悪いのです。
「牛乳を飲むとお腹が下る」という話がありますが、これはラクターゼ不足で消化不良を起こしているだけです。元々、日本における牛乳という飲み物は戦後にアメリカから強引に持ち込まれた物で、日本人の体質などはあまり考慮されていませんでした。
日本人には、牛乳は合わないということですが、現在の学校の給食でも牛乳は出されており、私の知人の管理栄養士も牛乳は毎日摂った方がいいと思います。
このような情報が広がる世の中ですが、重要なのはたくさんある情報を取捨選択することだと思います。
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