沖縄の水は肌に悪い?
沖縄は珊瑚礁に囲まれた島である。
そのおかげで、沖縄の島の半分以上は珊瑚礁の上にある。
サンゴが死んで、石灰岩になったものが琉球石灰岩といい、この琉球石灰岩が沖縄の土台となっている。
石灰岩というと、スカスカのイメージがあるが、沖縄は土台が石灰岩なので、鍾乳洞が多く、また、陸からの砂の流出が多い。
これが、雨の後の赤土の流出などの問題となっている。
赤土は非常に細かい粒子で、赤土が流出するとサンゴの上に堆積してしまい、サンゴに光が届かずサンゴが死んでしまうという問題も生まれてくる。
少し話が逸れてしまったが、沖縄は琉球石灰岩という地層が多いため、沖縄の水にはカルシウムなどの石灰分が非常に多く含まれている。
そのため、尿路結石になりやすかったり、お風呂の鏡が曇りやすかったり、ポットで何回か水を沸かすと白くなり、水道にろ過フィルターをつけると、ものの一ヶ月で石灰が溜まってしまう。
実際に、私の沖縄の友達も尿路結石になったという人が多いし、猫や犬の尿路結石というのも多く聞く。
なので、沖縄の多くの家庭では、ウォーターサーバーが置いてある。
東京では、東京の水道水と言って、ペットボトルで売り出しているのに、沖縄では水道の水は飲まないのである。
一般に、カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどが多い水のことを硬水というが、沖縄の水は硬水に含まれるだろう。
ただ、沖縄の水は石灰成分が多すぎるらしく、敏感肌の人は肌が荒れやすい。
そのためか分からないが、沖縄の人には肌が荒れている人が多い気がする。
沖縄の人が肌が荒れている理由は、食生活の欧米化・夜更かしなど水の他にもあるだろうが、 原因の一つとして水が挙げられるのは間違い無いだろう。
水の中に含まれる石灰分は非常に細かく、また、肌の毛穴というのも非常に小さい。
これが、沖縄という温暖な気候にいると毛穴が常に開いていて、なおかつ、沖縄の人はシャワーしか浴びないという習慣がある。
これにより、毛穴に詰まった汚れが出し切れず、その上から、どんどん石灰が溜まっていくために、毛穴をふさいでしまい肌荒れに繋がるのである。
打開策として、
簡単なのは家の水をすべて軟水にする。
それが無理なら、洗顔だけでも軟水の水で行い、シャワーだけでなく湯船に浸かるようにする。
また、蒸しタオルなどで毛穴を開き汚れを浮かせるのもいいでしょう。
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